以前にリディアンスケールとリディアン#5スケールについて解説していますが、あと1つ覚えて欲しいのが「リディアン♭7スケール(リディアン7thスケール)です。
読み方はどちらでも良いですが、比較的リディアンセブンススケール(リディアン7thスケール)で覚えられている方が多い印象です。
それでは、今回は更に少し派生したリディアン♭7スケールについて、解説していきたいと思います!
リディアン♭7スケールとは?
まず、リディアンスケールとリディアン#5スケールについて把握されていない方はこちらをご覧ください!
↓リディアンスケールはこちら↓
[blogcard url=”https://hiryu-music-square.com/lydian-scale/”]
↓リディアン#5スケールはこちら↓
[blogcard url=”https://hiryu-music-square.com/lydian-sharp5-scale/”]
最低でもリディアンスケールに関してはしっかり覚える必要があるので、そちらは参照にしてください。
復習もかねてCリディアンで解説すると、リディアンスケールは以下のようになりましたね。
下図:Cリディアンスケール
C | D | E | F# | G | A | B | C |
ド | レ | ミ | ファ# | ソ | ラ | シ | ド |
そして今回覚えるのが赤文字部分が変更されたこちらです。
下図:Cリディアン♭7スケール(リディアン7thスケール)
C | D | E | F# | G | A | B♭ | C |
ド | レ | ミ | ファ# | ソ | ラ | シ♭ | ド |
♭7の名前の通り、第7音目が♭されることによってリディアン♭7スケールが完成します。
それ以外の部分はリディアンスケールのままなので非常に覚えやすいスケールの部類に入ります。
メジャースケールの第4音を#、第7音を♭と覚えても良いのですが、それならリディアンスケールを覚える方が今後のためになると言えます。
ドミナント7コードではリディアン♭7スケール(リディアン7thスケール)を使用した方が良いと、推奨する本も多いので、比較的多めに練習しておくと実践に移しやすいです。
リディアン♭7スケール全キー表
ここでも他記事同様、リディアン♭7スケールを全キー解説しているので、いつでも不安な部分など見直しながら覚えていただけます。
[Cリディアン♭7スケール(C Lydian♭7 Scale)][C#リディアン♭7スケール(C# Lydian♭7 Scale)][D♭リディアン♭7スケール(D♭ Lydian♭7 Scale)][Dリディアン♭7スケール(D Lydian♭7 Scale)][E♭リディアン♭7スケール(E♭ Lydian♭7 Scale)][Eリディアン♭7スケール(E Lydian♭7 Scale)][Fリディアン♭7スケール(F Lydian♭7 Scale)][F#リディアン♭7スケール(F# Lydian♭7 Scale)][G♭リディアン♭7スケール(G♭ Lydian♭7 Scale)][Gリディアン♭7スケール(G Lydian♭7 Scale)][G#リディアン♭7スケール(G# Lydian♭7 Scale)][A♭リディアン♭7スケール(A♭ Lydian♭7 Scale)][Aリディアン♭7スケール(A Lydian♭7♭7 Scale)][B♭リディアン♭7スケール(B♭ Lydian♭7 Scale)][Bリディアン♭7スケール(B Lydian♭7 Scale)]
リディアン♭7スケールにアボイドノートは無い!
リディアン同様リディアン♭7スケールにもアボイドノートはありません。
リディアンスケールをしっかりと覚えておくことで、7音目をフラットさせるだけですぐに使えるスケールなので、是非とも習得していただきたい音階です。
リディアン♭7スケールは使用頻度も高めなので、この機会に覚えて実践演奏にチャレンジしてみてください!