「エオリアンスケール」とは何か知っていますか?
名前は知っているけれど、実際わからない。スケールもわかるけれどどう使っていいか使い方がわからない。という場合もあるでしょう。
前回リディアンスケールについて解説しているので、併せて覚えることをおすすめします。
リディアンスケールの記事はこちら
https://hiryu-music-square.com/music-theory/scale/lydian-scale/
今回は「エオリアンスケール(AeolianScale)」に絞って使い方と全キーのスケールを解説していきます。
エオリアンスケールとは?
まず最初に、エオリアンスケールとは何なのか。
簡単に説明するとエオリアンスケールは一般的な短音階と言われる
- マイナースケール
- ナチュラルマイナースケール
のことです。
また別の考え方では、アイオニアンスケールの
・3度
・6度
・7度
をフラットさせたスケールです。
マイナーセブンスコードの構成音に、
・長2度(9th)
・完全4度(11th)
・短6度(♭13th)
を加えたスケールとも解釈できます。
モードスケールの中でも覚えやすい部類なので、是非とも習得していただきたいスケールの1つです!
以上を踏まえてCエオリアンスケールを解説します。
以下:Cエオリアンスケール
C | D | E♭ | F | G | A♭ | B♭ | C |
ド | レ | ミ♭ | ファ | ソ | ラ♭ | シ♭ | ド |
となります。
全く短音階と同じなので、非常にシンプルなスケールとなっています。
次の見出しにて全キー解説しているので、いつでも見直してこの機会に是非とも12キー覚えて使用していただければ幸いです!
エオリアンスケール全キー表
実際にエオリアンスケールを全ての調でまとめているので、参考にしてください。
[Cエオリアンスケール(C Aeolian Scale)]
[C#エオリアンスケール(C# Aeolian Scale)]
[D♭エオリアンスケール(D♭ Aeolian Scale)]
[Dエオリアンスケール(D Aeolian Scale)]
[E♭エオリアンスケール(E♭ Aeolian Scale)]
[Eエオリアンスケール(E Aeolian Scale)]
[Fエオリアンスケール(F Aeolian Scale)]
[F#エオリアンスケール(F# Aeolian Scale)]
[G♭エオリアンスケール(G♭ Aeolian Scale)]
[Gエオリアンスケール(G Aeolian Scale)]
[G#エオリアンスケール(G# Aeolian Scale)]
[A♭エオリアンスケール(A♭ Aeolian Scale)]
[Aエオリアンスケール(A Aeolian Scale)]
[B♭エオリアンスケール(B♭ Aeolian Scale)]
[Bエオリアンスケール(B Aeolian Scale)]
エオリアンスケールにアボイド(アヴォイド)ノートは有る!
エオリアンスケールにはアボイドノート(アヴォイドノート)は存在します。
それはm6の音です。
そのため、多用しすぎたりは避けましょう!(調性感を損なわないためにも)